確定申告を昨日終わらせてきました。
え?今頃??とお思いになる方、今年は
新型コロナのおかげでせいで、本来3/15の提出期限が1ヶ月伸びて4/16なのです。
そして今、緊急事態宣言が出ている状況で、再度、確定申告の期限は伸びています。
4/17以降も柔軟に申請を受け付けてくれるとか!!
★確定申告は、4/17以降も受け付けてくれる
『柔軟に申請を受け付ける』って、何だか表現が分かりにくいけど、
要は、ほぼ期限なく受け付けてくれるってことか?!
国税庁ホームページによると、
”確定申告書の作成又は来署することが可能になった時点で
税務署へ申し出れば、申告期限延長の取扱いをさせていただきます”とのこと。
ま、これまた役所の文書で分かりにくいけど、
結局は、新型コロナウイルスの影響で外に出るのを自粛していたような場合で
まだ申告出来ていない方は、申告しようと思った時点で申し出ればOK~
と言うことらしい。
手順は、
①4/17以降申告したいときは、まず税務署へ電話して時間を予約する。
②申告書の上部の隅っこの空いてるところに、
『新型コロナウイルスによる申告・納付期限延⻑申請」と書けばOK^^
一言書くだけ。超~簡単です。
確定申告の提出がまだの方、もう間に合わないとあきらめてしまった方、
今年に限っては、遅延にならずに受け付けてくれますよw
★確定申告書の作成は、弥生会計で簡単に
さて、私の確定申告は、弥生会計というソフトを使っています。
これを使えば、確定申告書から青色申告内訳書など一連の必要書類は作成からプリントアウトまであっという間です。
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私はプロフェッショナル版を使っていますが、もっと簡単なバージョンも↓
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弥生会計のメリットは、本格的に記帳作業が出来るので、将来事業として法人になった場合でも、スムーズに移行できること。
日々の帳簿も簡単に入力できます。ただ、少し簿記知識があった方がいいかも。
もっと簡単に・・・と言うなら、同じ弥生でも
やよいの青色申告オンラインというクラウド型もいいかもしれません。
こちらは、初年度無料なので、使ってみて良ければ導入しても!
あ、弥生会計のデメリットは・・・、無料じゃないことですかね(^^;
世の中には、ずっとフリー(無料)の会計ソフトもありますから。
まぁ、弥生の場合は、『あんしん保守サポート契約』に入ると、
毎年税法の改正に合わせて、バージョンアップ製品が無償でついてくるので
実際、事業が大きくなったり法人化するなら、安心かもしれません。
ちなみに、『あんしん保守サポート契約』は27,200円/年~。
サービス内容によって高額になっていきますが、ポイントは電話やメールで
操作方法を質問できるかどうかです。
私は、最初の一年は、無料で安心保守サポートベーシックというのが付いていたので
質問しまくりでしたが、2年目からは一番安いセルフプランに変えました。
それでも、毎年バージョンアップはされるし、重要な改正情報はWEBで見えるので
特に困ることはありませんね。
★簡単無料でやるなら、国税庁ホームページで
もっと簡単に、タダにこだわるなら、国税庁ホームページの
確定申告書作成コーナーですね↓
とりあえず、言われるままに入力すると何とか確定申告書が出来上がります。
これをプリントアウトすればOK!
出来上がりを見ると、なぜかちょっと感動する出来栄えですよw
★医療費控除で税金を取り戻せ!
みなさんは、1年間に家族で10万円以上の医療費って使いますか?
我が家は、今年、妻と娘が歯医者に通っていて、歯列矯正(娘)やら妻(セラミック歯)などの治療を行っているので、結構な額を払っていました(*_*;
なので、これを取り戻すため、医療費控除も忘れずに申告。
1年間に10万円以上の医療費を使っている場合は、10万円を超えた部分につき控除が受けられます。
医療費控除って、領収書の束を添付するイメージでしたが、どうやら一昨年から領収書添付でも良いけど、医療費控除の明細書というのを添付するように変わっています。
医療費控除を入力するには、まず準備を怠りなく・・・
① 1月~12月分の病院、薬局の領収証を集める
② ①を各人ごと分ける
③ ②を病院、薬局ごとわける
④ ③を集計する。
⑤ 国税庁ホームページより医療費控除の明細書(エクセル)をダウンロード
⑥ ④をコツコツ入力する
あ、ちなみに健康保険などから届く『医療費通知』という一年間の医療費の明細を領収書代わりに、その金額を書いても良いのですが、この医療費通知というのが、とっても中途半端(-_-メ)
前年11月から翌年の9月までの医療費しか記載されていません!!
そんな中途半端なやつ使えるかーい(怒)
結局、この通知を使っても、残りの10月から12月の分は、個々の領収証分を記載しなくちゃいけないので、我が家では使っていません。
ホントどうせなら、もっと使えるやつを送ってくれたらいいのに!
★生命保険などの給付は対象の医療のみからひく!!
生命保険やら社会保険から、入院給付金やら高額療養費などをもらっていたら要注意です。この分は、医療費の中から引かなければならないからです。
ただ、私も今回は発見したことなのですが・・・←ここ大切!!
医療費から引くのは、
対象となった医療からだけなのです。
ん???またも分かりにくい・・・
つまり、例えば
全体で700,000円の医療費がかかっていたとします。
そのうち、手術入院にかかった医療費が100,000円とします。
手術入院給付金を200,000円もらった場合、医療費控除として申告する金額は
(✖)700,000-200,000=500,000円
(〇)700,000-(200,000-100,000)=600,000円なのです。
あくまで、もらった給付金は、手術入院に関するものですから、他の費用(例えば歯科治療)から余った分を控除する必要はないのです。
もう少しで損するところでした。もっと分かりやすくしてくれよ・・・(-_-メ)
しかも、国税庁からダウンロードしたエクセルでは、こうした計算が自動で出来なかったので注意が必要です。
★ふるさと納税の寄付金控除もお忘れなく~
そして、最後は寄付金控除ですね。
ふるさと納税は、多くの方がされていると思いますが、確定申告しない方で寄付する市区町村が5自治体以内なら、ワンストップ特例制度で確定申告不要。つまり、自分では何もしなくていいということ!(寄付をするときに、チェック欄があるはずです)
それ以外の方は、忘れずにやらなくては!!
我が家は、毎年大晦日に紅白歌合戦をみながら、ネットとにらめっこしつつ、
どこに寄付するか(何をもらうのか)を考えるのが恒例です。
寄付した分、きっちり控除してもらうよう書類をなくさないようにしましょう
と言う訳で、長くなってしまいましたが、我が家が気づいた確定申告技を一部ご紹介しました!!
一応、今年私が気付いたことなどを書きましたが、私は税務署の職員でもなく、税理士でもなく、ただの一般人なので詳しい情報やより正確な情報については、それぞれ公的機関のホームページや窓口で確認下さいね^^